長嶋茂雄と王貞治「ON」の伝説|知られざる名場面

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日本プロ野球界において、“ON”の愛称で知られる長嶋茂雄さんと王貞治さん



巨人軍の黄金時代を築いたふたりは、バット1本で時代を動かした国民的スターコンビでした。

本記事では、そんな“ON”が残した知られざる名場面や伝説エピソードを、プレー・舞台裏・人間関係の観点から振り返ります。



記録に残るだけでなく、記憶に刻まれる――まさに「レジェンド」と呼ぶにふさわしい2人の軌跡を、今あらためて辿ります。

ONコンビとは?長嶋茂雄と王貞治の関係性

長嶋茂雄さんと王貞治さん――通称「ONコンビ」は、読売ジャイアンツの黄金時代を築いた最強のタッグとして、今なお語り継がれる伝説の存在です。



長嶋さんは1958年にプロ入りし、王さんはその翌年の1959年に入団。
1960年代から70年代前半にかけての巨人V9時代(1965〜1973年)は、この二人の活躍なしには語れません。

彼らは単なる「打線の柱」というだけでなく、日本プロ野球のスター性・華・そして進化の象徴でもありました。

巨人の黄金時代を支えた二人のカリスマ

ONコンビは、文字通り巨人打線の「心臓部」。
3番・長嶋、4番・王という黄金の打順は、相手投手にとって悪夢であり、観客にとっては夢のような時間でした。

長嶋さんは“記憶に残る天才肌のプレーヤー”、王さんは“記録に残る努力の人”と称されるように、プレースタイルもキャラクターも対照的
しかし、二人が並ぶことでお互いがより際立ち、巨人軍のブランド価値は飛躍的に高まりました。

チームとしても、V9(9年連続日本一)という前人未到の偉業を成し遂げたのは、このONコンビが中心にいたからこそ。
個と個の力が融合して“時代を超える存在”となった奇跡の関係性でした。


「師弟」ではなく「戦友」だった理由とは

王貞治さんが1年後輩ということで、長嶋さんを「兄貴分」と慕っていたのは事実です。
しかし、二人の間にあったのは上下関係を超えた“共に戦う同志”という感覚でした。

王さんは語っています。

「長嶋さんに“教えてもらった”というより、見て感じて学んだ。それが一番勉強になった」

つまり、教える・教わるの関係ではなく、背中で見せる関係性だったというわけです。

また、長嶋さんも王さんについて、「俺のライバルであり、最高の味方」と語っており、互いをリスペクトし合う姿勢は、まさに“戦友”のようでした。

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記憶に残るONの伝説プレー5選

長嶋茂雄と王貞治――この二人が並ぶだけで、球場の空気が変わった。


“ON”は個々の実力はもちろん、並んだときの「絵になる華やかさ」が際立っていたコンビです。


ここでは、今も語り継がれる2人の“伝説のプレー”を5つ厳選してご紹介します。

① 長嶋がつないで王が決めた“美しすぎる継投”

1960年代のある試合、2アウト満塁の場面で長嶋が粘って四球を選び、次の王が逆転満塁ホームラン。


“つなぐ3番”長嶋と“決める4番”王という役割が最も美しくハマった瞬間でした。


このような場面は一度や二度ではなく、数多くの試合でファンを歓喜させた“お約束”でもありました。


② 東京ドーム初戦での二人の競演

1988年、後楽園球場から東京ドームへ移転した初戦セレモニーでは、長嶋さんと王さんが始球式で“再会”。


引退後も変わらぬ絆を見せ、ファンの涙を誘いました。


この姿に「ONは永遠に不滅」と語られ、多くのメディアでも取り上げられた名場面です。


③ 国民栄誉賞を同時受賞した舞台裏

1977年、王貞治さんがホームラン世界記録を樹立し、最初の国民栄誉賞を受賞。


その26年後、2001年に長嶋さんが受賞し、**史上初の“ON揃っての栄誉”**が話題に。


当時、小泉純一郎首相が「国民の誰もが知っている」と語ったことが、国民的スターである証でした。


④ 引退セレモニーで見せた涙の抱擁

1980年、王貞治選手が引退した際のセレモニー。


ベンチで長嶋さんが静かに立ち上がり、マウンドで王さんと熱い抱擁を交わすシーンは、球史に残る感動のワンシーンとなりました。



言葉は少なかったものの、背中で通じ合う二人の関係性がよく表れていました。


⑤ “打順3番・4番”で日本中を熱狂させた日々

1965年から始まった“V9時代”――ONコンビが中心となり、巨人は9年連続日本一という偉業を成し遂げます。


打順に立てば球場がどよめき、スイング一つでテレビ視聴率が跳ね上がる。



“プロ野球が最も輝いていた時代”の象徴が、この3番・4番の並びだったのです。


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舞台裏で見せた“ON”の人間味エピソード

グラウンドでは常に華やかで、まさにヒーローだったONコンビ。


しかしその舞台裏では、繊細さや葛藤、深い信頼関係が垣間見える数々のエピソードがあります。


ここではファンの心を温めた、知られざる“素顔のON”に迫ります。

長嶋が王を叱ったあとの「必ずフォロー」

若手時代、王貞治さんがバントミスをした際、ベンチで長嶋さんから厳しく叱られたことがあったそうです。


しかし試合後、長嶋さんは「お前には期待してるから言ったんだ」と、必ずフォローの言葉をかけていたと言われています。

叱って終わりではなく、信頼しているからこそのケア

その誠実さが、王さんの心に深く刻まれ、やがて「心の支え」になったと語られています。


合宿所での食事風景やオフの関係性

巨人軍の合宿所では、長嶋さんが王さんの隣に座って食事を取るのが日課だったといいます。



一緒に牛乳を飲んだり、たわいない話を交わしたり、時には無言で食事をすることも。

そんな自然な距離感の中で、**言葉ではない“空気の信頼”**が育まれていったのです。


オフの日に共にゴルフへ出かけることもあったという、意外とフランクな関係も魅力のひとつでした。


互いを「認め合う」からこその距離感

一緒に戦った時期が長かったにもかかわらず、ONは頻繁に“ベタベタする”関係ではありませんでした。



それは、互いの能力と存在を深く尊重していたからこそ、言葉数以上の信頼で結ばれていたのです。

王さんは「長嶋さんにはかなわない部分がたくさんある」と語り、長嶋さんもまた「王は努力の天才だ」と称賛していました。


この互いを認め合う関係性が、ONコンビを単なる“名コンビ”ではなく、“伝説の絆”として記憶に残しているのです。

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まとめ|“ON”は永遠に。今もなお語り継がれる伝説

長嶋茂雄さんと王貞治さん――ONコンビは、プロ野球の枠を超えて時代そのものを象徴する存在でした。
試合での豪快なプレー、華のある立ち振る舞い、そして舞台裏での静かな信頼関係。
すべてが重なって、「ただの名選手」ではない、“物語を持ったヒーロー”として今もなお語り継がれています。

それぞれが独立しても超一流でありながら、ONとして並ぶことで化学反応を起こし、記憶に残る伝説をいくつも生んだふたり。
その存在は、これからも野球ファンの心の中で色褪せることなく、生き続けていくでしょう。

ONは、永遠です。


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