高松市中央公園に設置されている少女2人の裸婦像が、児童や有識者から「時代にそぐわない」「見ていて恥ずかしい」との声を受けて、撤去されることになりました。
戦後の日本各地で「平和の象徴」として広まった裸婦像ですが、近年は社会の価値観の変化により撤去の動きが相次いでいます。
今回は高松市の事例を中心に、全国で進む見直しの現状を速報でお伝えします。
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高松市中央公園で裸婦像の撤去決定
- 小学生の「見ていて恥ずかしい」発言
- 市の「価値観の変化」判断
- 作者のコメント「撤去は残念」
高松市中央公園に設置されていた少女2人の裸婦像について、市が撤去を決定しました。
きっかけは校外学習で訪れた小学生の「見ていて恥ずかしい」という声。
さらに有識者からも「時代にそぐわないモニュメント」との指摘があり、市は「人々の価値観が変化している」と判断しました。
作者の彫刻家・阿部誠一さん(94)は「裸像は命の象徴。撤去は残念」とコメントしています。
他地域でも撤去の動き
- 宝塚市:橋の像が撤去され復元せず
- 静岡市:市長が「多すぎる」と発言し再検討へ
今回の決定は高松市だけに限りません。
兵庫県宝塚市では2021年、橋の上にあった裸婦像が撤去され、元の場所に戻さない方針を決定。
静岡市でも難波市長が「市内に裸婦像が多すぎる」と発言し、今後の設置のあり方を再検討するとしています。
なぜ裸婦像が公共空間に?
- 戦後、軍人像撤去の代わりに「平和の象徴」として設置
- 日本だけが広場や駅前に多い文化的背景 SNS
- 市民の反応(速報性アップ)
- 「文化なのに撤去は残念」
- 「子どもに見せるには不適切」
- 「美術館に移せばいいのでは」
裸婦像が日本各地に設置され始めたのは戦後です。
戦前にあった軍人像が撤去され、その代わりとして「平和や愛の象徴」として全国に広まりました。
とくに駅前や公園など公共空間に多く置かれているのは、日本独自の文化的背景だと専門家は指摘しています。
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まとめ:時代の変化と議論の必要性
裸婦像は「戦後の平和の象徴」として設置されましたが、現在では「時代にそぐわない」との声も強まっています。
撤去か保存か、あるいは移設か――社会の価値観の変化を踏まえた議論が、今まさに求められています。
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