神戸市中央区のマンションで、片山恵さん(24)が殺害された事件で逮捕された谷本将志容疑者(35)。
その後の報道やSNS上では、「谷本将志容疑者には前科があるのでは?」という声が広がっています。
実は2022年にも神戸市内のマンションで20代女性を待ち伏せし、首を絞めて殺人未遂容疑で逮捕されていたという情報が出ているのです。
もし同一人物であれば、今回の事件は「再犯」にあたる可能性が高く、野放しにした司法判断や警察の対応にも疑問の声が上がっています。
本記事では、谷本将志容疑者の前科の有無、2022年の事件内容、そして片山恵さん殺害事件との共通点について詳しく整理します。
谷本将志容疑者とは?片山恵さん事件で逮捕

2025年8月20日夜、神戸市中央区のマンションで片山恵さん(24)が胸を複数回刺されて死亡する事件が発生しました。警察は殺人容疑で谷本将志容疑者(35)を逮捕。
東京都奥多摩町で身柄を確保し、新幹線で兵庫県警葺合署に移送されたことが報じられています。
現場の防犯カメラには、片山さんがオートロックを解除して入館する直後に谷本容疑者とみられる男が後ろから侵入する姿が映っており、エレベーター内で羽交い絞めにされた直後に襲われたとされています。
逮捕の瞬間や移送時には多くの報道陣が詰めかけ、その注目度の高さが伺えます。
犯行動機や片山さんとの接点は現時点で不明ですが、ネット上では「谷本将志容疑者には過去にも同じような前科があるのでは?」という声が相次いでいます。
谷本将志容疑者の前科とは?2022年の殺人未遂事件

報道やSNS上で注目されているのが、谷本将志容疑者(当時32歳)が2022年に起こしたとされる殺人未遂事件です。
兵庫県警生田署などによると、谷本容疑者は神戸市中央区に住む23歳の女性を自宅マンションで待ち伏せし、帰宅した直後に強引に侵入。
両手で女性の首を絞め、殺害しようとした疑いで緊急逮捕されました。
驚くべきは、首を絞めた後に「自分はあなたのことが好きだ」と約1時間にわたって好意を語り続けたという異常な行動です。
被害女性は幸い軽傷で済みましたが、恐怖の時間を過ごすことになり、事件は大きく報じられました。
当時の勤務先の同僚によれば、谷本容疑者はおとなしく女性関係に奥手だったとされる一方で、突発的に暴走する一面を持っていたとも伝えられています。
事件後には「殺すつもりはなかった」と供述していたものの、待ち伏せから侵入、首を絞めるまでの行為は極めて計画性を感じさせるものでした。
こうした経歴から、今回の片山恵さん殺害事件が「前科に続く再犯なのではないか」との疑惑が強まっています。
片山恵さん殺害事件との共通点
2022年に報じられた殺人未遂事件と、今回の片山恵さん殺害事件にはいくつかの共通点が見られます。
まず、いずれの事件も「神戸市中央区のマンション」で発生している点です。
どちらも被害者は20代女性であり、日常生活の中で突然襲われるという状況が一致しています。
次に、犯行手口の共通性です。
2022年の事件では女性の帰宅を待ち伏せして強引に侵入し、首を絞めるという手段がとられました。
今回の事件では、片山さんがオートロックを解除して入館する瞬間に背後から侵入し、エレベーター内で羽交い絞めにして襲撃。
いずれも「女性の生活空間に入り込み、密室で襲う」という特徴があります。
また、動機の不透明さも類似点として挙げられます。
2022年事件では「好意を伝える」という不可解な行動がありましたが、今回の事件も現時点で明確な動機は判明していません。
突発的で制御不能な衝動が背景にあるのではないかと指摘する声もあります。
このような共通点から、ネット上では「過去の犯行と同一人物ではないか」「前科があるのに再犯を許したのか」という厳しい批判が高まっています。
谷本将志容疑者は再犯なのか?世間の声
片山恵さん殺害事件で逮捕された谷本将志容疑者について、ネット上では「過去に逮捕歴があるのでは?」という声が広がっています。
特に2022年に神戸市中央区で起きた殺人未遂事件との共通点から、「再犯ではないか」との疑念が強まっています。
SNSや掲示板には、
- 「谷本将志って2022年にストーカーで逮捕されてなかった?」
- 「3年前に女性を首絞めして逮捕されたのに、もう社会に出てるのヤバい」
- 「同じ神戸のマンションで20代女性を狙うとか、完全に前科と同じ手口」
といった厳しい意見が並んでいます。
一方で、報道では「同一人物かどうか」の公式な確認はまだされていません。
ただし、年齢や名前、犯行地域や手口の一致から、ネット上では「前科がある谷本将志容疑者と今回の容疑者は同一人物である可能性が高い」と推測されています。
もし再犯であることが事実ならば、刑期の短さや社会復帰後の監督体制に問題があったのではないかという、司法や行政への批判にもつながるでしょう。
谷本将志容疑者の人物像と背景
谷本将志容疑者(35)は、これまでの報道や過去の証言から、表向きはおとなしく真面目に働く人物と見られていた一方で、女性に対して異常な執着を見せる側面があったことがわかっています。
2022年の逮捕当時、谷本容疑者は建設会社の社員寮に住み、現場作業員として勤務していました。
仕事ぶりは真面目で評価も高かったとされますが、職場の同僚からは「プライドが高く、人間関係で孤立しがちだった」という証言も出ています。
また、女性関係に奥手で“ピュア”だと語られる一方で、突発的に異常な行動に走る危うさを抱えていたようです。
家庭環境については、両親が離婚し父親に引き取られて育ったとの情報があり、恵まれない家庭で過ごした経験が影を落としていたとも言われています。
さらに近年は、親族の介護問題で精神的に不安定になっていたとの証言も伝えられています。
見た目は流行に敏感で、髪型を頻繁に変えたり、服装にも気を遣うタイプだったとされています。
しかし、その裏で「女性の生活圏に入り込み、執拗に接触を試みる」という危険な行動を繰り返していた可能性が浮かび上がっています。
今回の片山恵さん殺害事件と2022年の殺人未遂事件に共通点が多いことからも、谷本容疑者の人物像には二面性があり、社会的には普通の会社員でありながら、内面に強い歪みを抱えていたと考えられます。
まとめ|谷本将志容疑者の前科と再犯疑惑の真相
神戸市中央区で片山恵さん(24)が殺害された事件で逮捕された谷本将志容疑者(35)については、2022年にも神戸市内のマンションで20代女性を襲い、殺人未遂容疑で逮捕されていた過去が報じられています。
もし同一人物であれば、今回の事件は「再犯」であり、前科を持ちながら再び凶行に及んだことになります。
両事件の共通点として、被害者が若い女性であること、マンションという生活空間を狙って待ち伏せし、密室で襲う手口が一致しています。
ネット上でも
「前科持ちを野放しにした結果ではないか」
「再犯を防げなかった司法や行政の責任は重い」
といった厳しい声が相次いでいます。
今後の捜査では、谷本容疑者と片山さんの接点、犯行動機、さらには過去の事件との関連性が明らかにされていくでしょう。
司法の対応や再犯防止策の在り方が問われる中、社会全体がこの事件を教訓とし、被害者を出さないための仕組みづくりが求められています。
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