猿江恩賜公園でセミの幼虫の乱獲に対して、張り紙がされる事態となり話題を呼んでいます。
中国では、セミは高級料理だとされていて、夏の珍味として重宝されているようですが!?
実は…
日本でもセミを食べる文化がある地域がある!?
って知っていましたか?
食べたことない人からしたら、寄生虫とか大丈夫なの?と言う部分も気になるところ!!
セミの幼虫を食べる為に乱獲!?

都内の公園でセミの幼虫が乱獲される事案が相次ぎ、公園管理者が「採取禁止」を呼び掛ける張り紙を掲示した。
公園では深夜に外国人が採取する目撃情報が寄せられ、張り紙には中国語なども併記した。
過去には食用目的での採集を禁止した自治体もあり、管理者側は「目的は不明だが、夜間巡回中に大量採集を確認したこともある」としている。引用元:産経新聞

やばいですね… セミ食べるためにとるって怖いです

食用で蝉の幼虫を取る人がいるなんて驚きです。
おそらく外国の方だと思いますが、幼虫を取ることがと言っているのではなく、日本で暮らしているのに自国の習慣を当たり前のように持ち出して開き直るのはよろしくない。ルールのあるところで過ごしているのに、自分勝手なルールを持ち出し開き直るのは日本人でも外国人でも関係なく、場合によっては罰せられたり相応の処置が必要と思います

何年もいた土の中からやっと出てきたところを採取されるのは酷いな。
などなど、日本人からしたら、セミを食べる??ということに驚く方が大半なのです。
注目度は高く、報道の記事に対するコメント数は、4000件を超えています。
しかし、実は一部日本でもセミを食べる文化がある地域はあるのをご存知でしたか?
日本でもセミを食べる文化がある地域とは…

セミは昔から世界中で食べられてきました。中国では漢代の王の墓から「セミ焼きコンロ」が副葬品として出土していたり、古代ギリシアの哲学者アリストテレスは「幼虫が美味い」と言い、それを知ったファーブルが幼虫を捕まえて試食する話を『ファーブル昆虫記』に書いています。
日本では井伏鱒二が小説『スガレ追ひ』で「アブラゼミはビールのつまみによい」と書き、かつて長野の園芸試験場では、リンゴの樹液を吸う害虫として捕獲されたセミ幼虫を缶詰に加工・販売していました。
引用元:昆虫料理研究科(内山昭一)
現在も、販売などをしているかは不明ですが、過去には、加工販売されていたという事実があるようですね。
上記の記事では、長野県があげられていますが、沖縄の方も昔は食べる習慣が会ったという情報があります。
しかし、どちらの地域も現在はそれほど身近に食べる習慣ではないとのこと。
あくまでも昔の習慣です。
セミの幼虫を食べるって寄生虫とかは大丈夫なの?

基本的に、セミを生で食べることはない。
寄生虫について心配される検索が多くあるようですが、セミの幼虫などを食べるときには、基本的には加熱します。
食べる機会があるという方は少ないと思いますが、調理法としては、
- 天ぷら
- 煮付け
- 薫製
などで食べられる事があるようです。
日本では、セミを食べると言う文化がある事自体が驚き!!
と、令和には話題になっていますが、過去には日本でも食用として食べられていた事があったということです。
イナゴや蜂の子も食べたりしますしね。
昆虫食についても、ちょこちょこと話題になりますが、知らないだけで意外と身近なものかもしれません。
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