「え、牛がシマウマに!?」「なんでそんなこと思いついたの?」
SNSでも話題の“白黒模様で虫が来ない”研究が、まさかのイグ・ノーベル賞2024を受賞!
でも気になるのは…「なぜ?」「どうやって塗ってるの?」という疑問。
今回は、その仕組みと方法を、面白くわかりやすく紹介します!
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なぜシマウマ模様で虫が寄ってこないの?
効果があるのは「サシバエ」などの吸血性昆虫。
ポイントは、ハエの視覚構造にあります。
- 白と黒の縞模様は「動いて見える錯覚」を生む
- ハエにとって「近づきにくい」「着地しにくい」模様になる
- シマウマ模様は、もともと虫よけ効果があると言われていた
これを実際に牛に応用して効果を証明したのが、今回の研究です。
実際どうやって塗ってるの?
実験では、黒毛和牛に白い水性塗料で縞模様を描きました。
- 白黒のしま模様(目立つ)
- 黒のしま模様(目立たない)
- 模様なし(塗らない)
この3パターンを比較したところ、白黒模様の牛がもっとも効果的で、ハエの数が約半分に減少したという結果が出ました。
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どんな塗料を使ったの?安全性は?
使用されたのは動物にも安全な水性塗料。
- 皮膚に負担をかけず、時間が経てば自然に落ちる
- 動物用・または人体グレードの安全基準に準拠
- 乾きやすく、牛にもストレスを与えにくい
農場での導入も視野に入れられており、環境にもやさしい方法として注目されています。
やってみたい?でも注意点も!
- いたずら目的で動物に塗るのはNG!研究目的や管理のもとで行うべき
- 地域や虫の種類によって効果に差が出る可能性もある
- 塗布中のストレスや、暑さ対策なども検討が必要
可愛いけど、正しい方法で行うことが大前提です!
SNSの反応:「想像以上にかわいい」「やってみたい」
- 「シマウマ模様の和牛、クセ強くて好きw」
- 「夏の虫よけに我が家の犬にも塗ろうかな」
- 「児嶋研究員、発想が天才すぎる」
- 「Zebra cowってミームになるレベル」
日本だけでなく海外でも「Zebra cow(シマウマ牛)」が話題になっています。
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まとめ:笑えるけど実用的。これが未来の畜産スタイル?
牛に模様を塗るだけで、殺虫剤なしで虫を防ぐ——そんな未来がすでに始まっています。
ユニークな発想が「笑えて、役に立つ」研究に昇華された今回の成果。畜産の新しい可能性として、ますます注目が集まりそうです!
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