「歌舞伎町ホスト界のウォルト・ディズニー」と呼ばれ、YouTube『令和の虎』出演でも知られる実業家・桑田龍征氏。
その彼がオーナーを務める『NEW GENERATION GROUP』傘下の店舗で、あるホストによる暴行トラブルが発覚しました。
加害者とされるのは“ホストX”と呼ばれる男性で、女性経営者A子さんは金銭的・精神的被害を受けたと告白。
交際を思わせる営業、1000万円規模のシャンパンタワー要求、さらに3度にわたる暴力——。
この記事では、X氏の名前や勤務先のホストクラブの店名についての情報をもとに、その実態を徹底的に調査します。
業界の闇とともに、桑田氏の対応についても掘り下げていきます。
暴行騒動の渦中にいる「ホストX」とは誰?
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— 🔥完全新規店🔥MIRAGE 〜すすきの〜 (@mirage_ngg) January 17, 2024
女性客A子さんが告白した衝撃の被害内容とは
2024年、北海道・すすきののホストクラブで、あるホストから暴行を受けたと告発したのは、関西在住の女性経営者A子さん。
彼女は加害者のホストXから交際をにおわせる“色恋営業”を受け、金銭的にも精神的にも追い詰められたといいます。
特に衝撃的だったのは、3度にわたる暴力行為。
8月にはホテルでの暴行により全治3週間、9月には旅行先で傘で足を刺され、10月には首を絞められるという深刻な被害に。
いずれも警察への相談・被害届提出が行われており、すでに事件化しているものも含まれています。
被害の詳細とともに、ホストXの実名や店名を求める声がSNSでも高まっています。
ホストXとA子さんの出会い〜“色恋営業”の実態
A子さんとホストXの出会いは、2024年4月に遡ります。
A子さんが出張先の北海道・すすきのにあるホストクラブを訪れたことがきっかけで、席についたX氏のルックスに一目惚れ。
営業日外に食事やデートに誘われるようになり、「本気で好き」「付き合ってほしい」などの言葉をかけられたことで、次第に心を許していったといいます。
このような“色恋営業”は業界でもよくある手口と言われますが、A子さんは真剣な交際だと信じ、通う頻度も金額もエスカレートしていきました。
実際に総額800万円以上を費やし、同棲のために北海道へ引っ越すなど、私生活にも大きな影響を与えるほどのめり込んでいたのです。
同棲をエサに1000万円シャンパンタワーを要求?
事件の引き金となったのは、X氏のバースデーイベント直前に起きた“1000万円シャンパンタワー問題”です。
A子さんはすでに800万円を使っていたにもかかわらず、X氏から「タワーをやってくれたら同棲する家を借りる」「週3で帰るから」といった言葉をかけられ、さらに高額な支出を求められました。
A子さんは合意しないままイベント当日を迎えましたが、会場にはすでに1000万円のタワーが設置されており、半ば強制的に500万円を支払うことに。
その残額500万円についても、X氏は「俺も払う」「信じて」と語ったといいますが、結局同棲の約束は果たされず、返金もされないままトラブルへと発展していきました。
ホストXの名前は判明しているのか?

SNSや証言から浮かび上がるX氏の素性
現在、ホストXの本名やホスト名は公式には明かされていませんが、A子さんの証言や事件の時系列から、すすきのエリアにある『NEW GENERATION GROUP』の店舗が関与していることはほぼ確実と見られています。
X氏が勤務していたとされる店舗のSNSや公式HPには、在籍ホスト12名の顔写真と名前が掲載されています。
一部のネットユーザーの間では、A子さんが投稿した情報や過去の目撃談と照らし合わせる形で、特定作業が進められている様子も。
ただし、該当の人物が現在も在籍しているか、退店済みかは公式に発表されておらず、あくまで推測の域を出ていません。
顔写真やホスト名は公開されている?
『NEW GENERATION GROUP』のすすきの店のHPには、キャストの顔写真とホスト名が明記されています。
そのため、X氏が現在も在籍していれば、少なくとも顔写真と源氏名は確認可能です。
ただし、今回の事件が発覚した後も、グループからの正式な謝罪や該当ホストの処分は明らかにされていません。
また、X氏が事件後に姿を消したとの証言もあり、SNSやHPから削除された場合は確認が難しくなる可能性も。
現在のところ「退職した」という公的なアナウンスはなく、グループとしての対応の透明性が問われています。
ホストXの勤務先と店舗名はどこ?

すすきのの『NEW GENERATION GROUP』系列店が舞台
A子さんが暴行被害を受けたと告発したホストXは、北海道・すすきのにある『NEW GENERATION GROUP』の店舗に所属していたとされています。
NEW GENERATION GROUPといえば、歌舞伎町やすすきのを中心に全国展開するホストクラブグループで、オーナーはYouTubeチャンネル『令和の虎』出演でも知られる実業家・桑田龍征氏です。
すすきのエリアに限って言えば、グループが運営する店舗は『GALAXY(ギャラクシー)』と『GALLERY(ギャラリー)』の2店舗。
このいずれかがホストXの勤務先とみられ、公式HPには現在も12名のキャストが顔写真と名前付きで掲載されています。
ただし、事件発覚後も該当ホストの処分や退店情報などは明かされておらず、X氏がどちらの店舗に在籍していたのか、あるいは現在も勤務中なのかについては明言されていません。
被害女性の証言と照合して考えると、X氏はこの2店舗のうちのどちらかに所属していたとみるのが自然であり、ネット上ではすでに「この人物ではないか」と特定を試みる声も出ています。
暴行現場のホテルと営業店舗の関連性
ホストXによる暴行事件は、すすきのエリア内のホテルで複数回発生したとA子さんが証言しています。
1度目は2024年8月、北海道内のホテルにて殴る・蹴るなどの暴行で全治3週間の怪我を負い、2度目は9月の沖縄旅行中、3度目は10月にすすきの内のホテルで首を絞められるという内容でした。
これらの場所はいずれも、NEW GENERATION GROUPが運営するすすきののホストクラブ2店舗から近い圏内にあり、店舗との物理的なアクセスも良好である点が注目されています。
特に3度目の暴行では、X氏が暴行直後にそのまま出勤し、A子さんが警察を店舗に呼んで事情聴取と現場検証が行われたという記録もあります。
この事実は、営業店舗と暴行現場との強い関連性を示唆するものであり、グループ全体としての管理責任も問われる部分です。
今後、警察による捜査が進展すれば、より明確な店舗名やX氏の実名が公になる可能性もあるでしょう。
グループオーナー桑田龍征氏の対応は?

最初は誠実?インスタDMでのやり取り内容
A子さんがホストXからの暴行被害についてオーナーである桑田龍征氏に訴えたのは、2024年10月10日のこと。
インスタグラムを通じて桑田氏に「事実をきちんと対応して頂きたい」とDMを送ったところ、即座に「事実関係を調べてからお返事させて頂いてよろしいでしょうか?」という返信がありました。
この段階では、誠実な対応が期待できるとA子さんも一時は安心したといいます。
しかし、後日電話でのやり取りを求めると、「10月はスケジュールがいっぱいで難しい」との返答があり、グループ統括のY氏が代わりに対応する流れとなりました。
責任を取らない姿勢に批判の声が続出
Y氏は10月20日にA子さんのもとを訪れて謝罪し、10月27日にはホストXとともに再訪し謝罪する場面もあったとのこと。
しかし、その後も問題解決には至らず、桑田氏本人の対応は曖昧なままでした。
再びA子さんが2025年1月7日に桑田氏のインスタへメッセージを送ると、「このアカウントは秘書が管理しており、本人からの返信はできません」との回答のみ。
結果的に、オーナーとしての直接対応は避け続けている印象を受け、ネット上でも「逃げているのでは?」「経営者として無責任」といった批判が広がっています。
グループ全体への不信感も強まりつつあります。
『令和の虎』出演者としての矛盾と信用問題
桑田氏はビジネス系YouTube番組『令和の虎』において、「真の経営者とは」「信頼と責任が何より大切」といった経営哲学を語ってきた人物です。
しかし、今回の暴行事件に対しては、当事者からの直接の訴えに対し真摯な行動を取っているとは言い難く、そのギャップが物議を醸しています。
視聴者やファンの間でも「言っていることとやっていることが違う」「表向きは立派でも、実際は無責任」と厳しい声が相次いでおり、今後の出演継続や企業イメージへの影響も懸念されています。
ホスト業界に蔓延る「立替制度」の闇

売掛制度との違い|ホストにとってのリスクとは
近年、ホストクラブ業界では「売掛制度(ツケ払い)」の問題点が指摘されてきましたが、今回の事件で浮かび上がったのは、さらに悪質とされる「立替制度」の存在です。
売掛は、客がその場で支払わずに後日支払うことを前提にサービスを受ける仕組みですが、立替制度ではホスト本人がまず金額を立て替え、後で客から回収する形式が取られます。
これにより、ホスト側は金銭的リスクを一手に抱えることになり、客に無理な要求やプレッシャーをかける動機にもなり得ます。
X氏の“契約書”に見えた業界構造の歪み
A子さんが明かした「同棲を求めた際に渡された契約書」には、650万円の支払い義務や、X氏の都合に従うこと、違反時には2000万円の違約金が発生するという、常軌を逸した内容が記されていました。
これは法的にも極めて不当なものであり、暴力と金銭を組み合わせた“支配関係”が形成されていた証ともいえます。
このような契約がまかり通る背景には、ホスト業界における顧客との力関係の非対称性や、売上至上主義の歪んだ構造があると考えられます。
今回の件は、単なる個人間のトラブルではなく、業界全体の構造的問題を象徴しています。
まとめ|桑田氏とグループが問われる“説明責任”
ホストXの実名公開はあるのか?今後の展開に注目
現時点では、ホストXの本名や源氏名は公式には明かされていませんが、被害届が受理され、事件が警察の手に委ねられていることを踏まえれば、今後の進展によっては実名が報道される可能性も十分あります。
また、被害者側が今後さらなる法的手段に出ることも予想され、グループや関係者の対応次第で一気に事態が動くことも考えられます。
ネット上では既に“あのホストでは?”と特定を試みる声もありますが、決定的な証拠が出るまでは慎重に見守るべきでしょう。
信頼回復には透明性ある説明と被害者対応が不可欠
桑田氏自身が著書やYouTubeで「エンタメとしてのホスト文化の再定義」を掲げてきた以上、今回のような深刻なトラブルに対してグループとして責任ある対応を示すことが強く求められています。
被害者への誠実な謝罪、加害者への適切な処分、そして再発防止策の明示——。
これらが実行されなければ、信頼の回復は望めません。華やかなイメージの裏に潜む現実と向き合い、業界全体の健全化に寄与できるのか。
今、経営者・桑田龍征氏の“真価”が問われています。
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