「俺が女の子ナンパして、0からはじめた界隈なんだ」──そんな言葉をSNSに残していたのは、大宮駅近くに集まる若者コミュニティ“大宮界隈”の“創始者”を名乗っていた飯田光仁容疑者(32歳・無職)。
2025年5月、未成年の少女に対する不同意性交と監禁の疑いで逮捕され、ネット上では「飯田光仁とは何者?」とその素性に注目が集まっています。
本記事では、容疑者の背景、大宮界隈の実態、事件の経緯までをわかりやすく解説します。
飯田光仁とは何者か?年齢やプロフ!ネットで拡散された“界隈の先生”

- 名前:飯田光仁(いいだ・みつひと)
- 年齢:32歳
- 職業:無職
飯田光仁(いいだ・みつひと)容疑者は、2025年5月に不同意性交と監禁の容疑で逮捕された32歳・無職の男です。
事件の舞台となったのは埼玉県・大宮駅周辺に存在する若者コミュニティ「大宮界隈」。
飯田容疑者は、この界隈の“創始者”を自称し、SNS上では「俺がナンパして0から作った界隈」と語るなど、強い自己顕示欲をのぞかせていました。
実際、飯田容疑者のSNS投稿にはこう記されています。
「今の大宮界隈ってのは、俺が女の子ナンパして、0からはじめた界隈なんだ。2023年1月にその子と2人ではじめてさ、最初の方は3〜4人しか集まらなかったんだけど、TikTokバズっちゃってオプチャ一気に100人まで増えて、そっから少しづつ活気がでてきて、楽しかったなぁ…」
こうした発言からも、自らの影響力を誇示する意識が強かったことがうかがえます。
周囲の10代の少女たちからは“先生”や“大宮おじ”と呼ばれ、まるで「面倒見のいい兄貴分」のような存在として振る舞っていたようです。
実際には、その立場を利用して未成年の少女たちに近づいていた疑いもあり、SNS上には彼女たちとの距離が近すぎる写真や、キスをほのめかす発言も多数確認されています。
表向きは“優しい界隈の管理者”を装いながら、裏では支配的な立場を確立し、脆弱な立場の若者たちを囲い込んでいた。その姿は、表と裏の顔を使い分ける典型的な“支配者型加害者”像と重なります。
大宮界隈とは?家出少女らが集まる“地方トー横”の実態
日本壊れてません❔ pic.twitter.com/Ia6541kEpy
— 新宿ニュースステーション (@HnOJrOp45t96641) May 29, 2025
大宮界隈とは、埼玉県のJR大宮駅西口・鐘塚公園周辺に集まる10代中心の若者コミュニティです。
トー横(新宿・歌舞伎町)のように、家出少女や居場所を失った若者が集まり、ゆるいつながりで構成されています。
酒や市販薬の乱用が見られることもあり、昼夜問わず少人数が集う場となっていました。
“やりら”と呼ばれる別グループと住み分けされ、界隈内ではSNSやオープンチャットを通じた交流も盛んだったとされています。
SNS上の“素性”と裏の顔|リーダーを装い少女に接近か
飯田容疑者はSNS上で「大宮界隈の創始者」や「先生」を名乗り、コミュニティ内で影響力を持つ存在として振る舞っていました。
集まりでは進行役や相談役のようなポジションに立ち、若い参加者たちから一定の信頼を得ていたようです。
一方で、SNSには女性ユーザーに向けたと思われる距離の近い発言や、不適切とも取れる投稿も確認されています。
表向きには「界隈は健全であるべき」と語る一方、裏では個人的な接近を試みていた疑いがあり、その言動とのギャップに注目が集まっています。
こうした“表と裏”の顔が、事件との関連をより深刻に受け止めさせる要因となっています。
元ホストとしての過去|働かずに自然消滅した経歴も

飯田容疑者は、過去に大宮区内のホストクラブで短期間働いていた経歴があります。
関係者によると、在籍期間は1〜2か月ほどで、ほとんど出勤しないまま自然消滅的に辞めたとのことです。
売上も立たず、勤務態度にも問題があったとされ、別の店舗でもトラブルを起こしていたという話も聞かれます。
未成年との関わりについての噂も業界内では広まっており、関係者の間では「関わりたくない存在」として認識されていたようです。
このような過去から見ても、社会的責任や信頼を担う立場には到底ふさわしくなかったと言えるでしょう。
逮捕後の大宮界隈はどうなる?警察が監視強化へ
飯田容疑者の逮捕を受け、大宮界隈に対する警察の監視は今後強化される見通しです。
若年層の集まりが事件の温床になった可能性があることから、県警は他のメンバーの安全確保と、同様の被害を未然に防ぐための対応を進めています。
「界隈」文化は新宿・歌舞伎町の“トー横”に端を発し、各地で似たような若者の集まりが見られるようになりました。
大宮でもその影響は広がりつつあり、家出や居場所を失った若者たちが集う環境が形成されていたとされています。
“リーダー”を失った大宮界隈がこのまま自然消滅するのか、それとも形を変えて存続するのか――社会全体の関心が高まっています。
まとめ|飯田光仁容疑者の素性と“大宮界隈”の闇
✅ 本記事のポイントまとめ
- 飯田光仁容疑者(32)は「大宮界隈の創始者」を名乗っていた無職の男性
- 若者コミュニティ内で“先生”と呼ばれ、未成年の少女たちに近づいていた
- 2025年3月の事件をきっかけに、性加害と監禁の容疑で逮捕
- SNSやオープンチャットでは不適切な言動も確認されている
- 警察は余罪の可能性を視野に入れ、捜査を継続中
- “界隈”という文化そのものへの社会的関心と対応が求められている
飯田光仁容疑者は、自らが“創始者”を名乗っていた若者コミュニティ「大宮界隈」を通じて、未成年の少女たちに近づき、支配的な関係を築いていたとされています。
SNSでは表向きに「健全な界隈」を装いながら、裏では不適切な言動や接近行為を繰り返していた可能性があり、今回の逮捕はその実態を明るみにしました。
この事件は、飯田容疑者個人の問題にとどまらず、居場所を求める若者たちが集まる“界隈文化”の危うさを改めて浮き彫りにしています。
社会全体でこうした環境をどう監視・支援していくのか、問われる時期に来ているのかもしれません。
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