名古屋市中区のホテルで発生した栗田尚通さん(32)の殺害事件は、20歳の男が強盗殺人容疑で逮捕されたことで急展開を見せています。
しかし、事件の核心として浮かび上がっているのが、栗田さんと一緒にホテルに入った“若い女性”の存在です。
防犯カメラの映像からは、栗田さんと女性が先に部屋へ入り、後から男が侵入。
その後、女性と男が財布やかばんを持って退出する様子が確認されています。
こうした流れから、ネットでは「美人局(つつもたせ)だったのでは?」との見方も急速に広がっています。
本記事では、犯人の女の正体や事件の構図、そして美人局の可能性について詳しく検証します。
▼逮捕された20歳無職の氏名が公表されました▼
▼新たに指示役の可能性があるとして23歳の男が逮捕されました▼
事件の概要|栗田尚通さん殺害と2人の容疑者
名古屋市中区のホテルで発見された遺体
2025年6月7日、名古屋市中区栄のホテルの一室で、春日井市の会社員・栗田尚通さん(32)が死亡しているのが発見されました。
遺体はベッドの上にあり、首を絞められた形跡があったことから、警察は殺人事件として捜査を開始。
現場にあった防犯カメラや室内の状況から、栗田さんが何者かに襲われたことが明らかになりました。
財布やかばんなどの所持品が見当たらず、単なる殺人ではなく、強盗目的での犯行の可能性が高まっています。
強盗殺人で逮捕された20歳の男と共にいた“女”の存在
翌日8日、警察は20歳の無職の男を強盗殺人容疑で緊急逮捕。
捜査関係者によると、この男は栗田さんの所持品を持ち去った疑いがあり、ホテルから立ち去る様子も防犯カメラに映っていました。
注目を集めているのは、犯行前に**栗田さんと一緒にホテルへ入った“若い女性”**の存在です。
映像では、男と女が一緒に部屋を出ていく様子も確認されており、警察は女も犯行に関与した疑いがあるとみて、行方を追っています。
この“女の正体”こそ、事件解明の大きなカギとなりそうです。
女の正体は?犯行に関与した可能性を検証

警察の最新の発表により、栗田尚通さん殺害事件において新たに19歳の女が関与していた可能性が高いことが明らかになりました。
報道によると、警察はこの女性が栗田さんとともにホテルに入った人物とみており、現在、事情を聴いている段階です。
防犯カメラ映像とこれまでの捜査からも、女性が事件当日の重要なキーパーソンであることは明白であり、ついにその身柄確保に向けた動きが表面化しました。
19歳という年齢のため、現時点では実名や顔写真などは公表されていませんが、ネット上では「被害者の名前だけが晒されるのは不公平」「加害者にも同様の情報公開を」といった声が高まっています。
また、“美人局”の線もさらに濃厚となっており、金銭目的での共犯による犯行の可能性が高いとの見方が強まっています。
19歳という年齢ながら、被害者をおびき寄せ、金品を奪い、殺害にまで至るという凶悪さから、「未成年だからといって情状酌量の余地はない」といった厳罰を求める意見も相次いでいます。
今後、警察がこの女性を正式に逮捕・起訴するかどうかが焦点となり、事件の全容解明に向けて重要な局面を迎えています。
現在の捜査状況と女の行方
警察は現在、20歳の男による強盗殺人の容疑を固めつつも、現場に居合わせた“女”の存在に注目しています。
防犯カメラには、栗田さんとともにホテルに入室し、事件後に男と一緒に立ち去る様子が映っており、単なる偶然や無関係とは考えにくい状況です。
現在この女性の身元は明かされておらず、所在や交友関係を中心に捜査が進められているとみられます。
警察は、女も何らかの形で犯行に関与した可能性があるとして、共犯の疑いを視野に入れています。
美人局だったのか?ネットで広がる疑念
ネット上では、「美人局(つつもたせ)だったのでは?」という声が急速に広がっています。
美人局とは、女性がターゲットの男性を油断させ、そこへ共犯の男が乱入して金品を奪う古典的な手口です。
今回の流れもまさにその構図に酷似しており、事前に男女が計画していた可能性が指摘されています。
特に、女が現場から男とともに立ち去ったことや、財布・かばんが奪われていた点からも、偶然の同席では説明がつきません。
警察が女の動機や背景をどこまで解明できるかが、事件の真相を左右すると言えるでしょう。
防犯カメラが捉えた一部始終|ホテルで何があったのか

栗田さんと女が先に入室、その後男が侵入
事件当日の防犯カメラ映像から、まず栗田尚通さんが若い女性とともにホテルの部屋へ入っていく様子が確認されています。
2人はあくまで“男女のチェックイン”という自然な流れに見え、事件当初はラブホテル利用の可能性も指摘されていました。
しかし、その直後に現場とは無関係に見える20歳の男が同じ部屋に侵入する様子が映っており、状況は一変します。
男が侵入した理由は不明ですが、女性が先に部屋へ入り、後から男が来るという動きは、共犯を疑わせる構図だとして注目されています。
男と女が一緒に退出|財布やかばんが消えた理由
さらに異様なのは、事件後に栗田さんの財布やかばんが部屋から消えていたことです。
防犯カメラには、20歳の男が部屋を出る際、女性と一緒に退出する姿が映っており、被害者の持ち物を持ち去ったのもこの時だったと見られます。
すでに男は強盗殺人容疑で逮捕・送検されており、所持品の持ち出しが確認されている一方で、女は依然として行方不明。
ネット上では「これは美人局では?」との声が広がっており、被害者をおびき寄せ、金品を奪う計画的な犯行の可能性が浮上しています。
つつもたせ事件の過去事例と共通点
過去にも似た手口が?“誘導からの強盗”の構図
美人局による事件は過去にも多数報道されており、その多くが「女性がターゲットを油断させ、別の男が後から登場して暴力や脅迫で金品を奪う」という構図です。
たとえば2023年に大阪で発生した事件では、SNSで知り合った女性とホテルに入った男性が、その直後に現れた男に暴行され、財布を奪われるという手口が使われました。
今回の事件でも、栗田さんが女性と入室した直後に男が登場し、同じように所持品を持ち去ったことから、手口として極めて似通っているといえます。
男女による共犯の犯罪にみられる傾向
男女が共謀して行う犯罪には、「信頼させて油断を生ませる」という心理的なトリックが多く使われます。
特に女性が“安心感”を与える存在として登場し、被害者が警戒心を解いた瞬間に男性が現れるという構図は、過去の事件でも繰り返されてきました。
さらに共犯者同士が恋人関係や“ビジネスパートナー”であるケースもあり、今回も事前に役割を分担していた可能性が否定できません。
警察が2人の関係性をどこまで明らかにできるかが、組織性の有無や計画性の立証につながる重要なポイントです。
まとめ|女の逮捕と動機解明が事件のカギ
栗田尚通さんが命を奪われた今回の事件は、単なる強盗殺人にとどまらず、“女性の関与”という不可解な要素が絡み、事件の構図を複雑にしています。
防犯カメラには栗田さんと女性が一緒にホテルに入る姿、さらに犯行後に女と男が共に立ち去る様子が記録されており、偶然とは思えない流れが明らかになっています。
美人局の可能性も否定できない中、事件の全貌を解明するには女の身元特定と逮捕、そして動機の解明が不可欠です。
今後の警察の捜査と報道の続報に注目が集まります。
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